SAITAMA

FIAT / ABARTH SAITAMA
FIAT / ABARTH SAITAMA

595/695 、小さな巨人の歴史
アバルト595と695は、小さなボディに大きな情熱を詰め込んだモデル。フィアットとの深い関係とともに、その歴史を紐解きます。

アバルトの原点とフィアット
アバルトは1949年、カルロ・アバルトによって創設されたチューニングメーカー。小排気量車をとことん速くする独自の哲学で人気を博しました。フィアットとは早くからパートナー関係にあり、500をベースにした「アバルト 595」は1960年代に誕生。小柄な500をベースにしながら、吸排気・足回り・ギア比などを改良し、クラスを超えた走りを実現しました。その後アバルトはフィアット傘下となり、両者の関係はより密接に。500というシティカーが“走りのアイコン”へと生まれ変わった背景には、この強い結びつきがあります。


“小さなスポーツ”
現行595は、フィアット500をベースにエンジン・サスペンション・ブレーキが強化され、キビキビしたハンドリングが魅力。1.4Lターボは小気味いい加速を生み、街中でもワインディングでも軽快そのもの。小柄なボディだからこそ味わえる“一体感のある楽しさ”が、アバルトならではの世界観です。ボディデザインは丸みを帯びつつも張りのあるフェンダーや迫力あるマフラーなど、コンパクトホットハッチのキャラクターをしっかり表現。日常で使いやすいサイズでありながら、走りへのこだわりが詰まった一台です。
695の存在感
595をさらに進化させたのが「695」。過去のesseesseやbipostoに代表されるように、軽量化・パワーアップ・専用パーツでアバルトの哲学を極めたモデルです。より高出力の1.4Lターボ、ブレンボ製ブレーキ、専用エアロパーツなど、細部に至るまで本気仕様。特にbipostoは2シーター化やドグミッションの採用など、サーキットを視野に入れた“最もエモーショナルな500”と言えます。アバルトの歴史の中で、695は常に「究極の小型スポーツ」の象徴でした。
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時代が変わっても、受け継がれる熱量
電動モデルが増える現代でも、アバルト595/695は“小さくて楽しい”という本質を守り続けています。フィアットの実用性に、アバルトの情熱を掛け合わせる——この組み合わせが長年ファンの心を掴んできました。コンパクトで取り回しが良く、いつでも気軽に走りの楽しさを味わえる存在。アバルトが作るのは単なるホットハッチではなく、毎日を少しだけ熱くしてくれる“相棒”のようなクルマです。